162313 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ナラティヴ ひとり語り

ナラティヴ ひとり語り

アロマでケア「魚の目」

 右足を痛め、歩く時の重心のかけ方が悪かったせいか、足の裏に魚の目ができたことがあった。
 魚の目というのは、外部からの刺激や圧迫によって角質が厚く硬くなったもので、たこは外側に盛り上がっただけのものだが、魚の目は内側に向かい、知覚神経の通っている真皮を突き刺すので、触れると芯があってとても痛い。家庭の医学書を見ると、角質を柔らかくしナイフなどで少しづつ削る、とある。が、この時注意しなければいけないのは、ウイルス性のイボと間違えて削ってしまうと、逆に広がってしまうということだ。
 レモン精油(Citrus limon)には、死んだ皮膚細胞を取り除く作用があるといわれている。角質というのは死んだ皮膚細胞なので、レモン精油を綿棒などに一滴落とし魚の目に原液を直接塗る。この時気を付けることは、周りの健康な皮膚に液が付かないようにすること。又、柑橘類の精油には太陽にあたると炎症を起こす作用(光毒性)があるので、塗布して数時間陽に晒すことのないように気を付けなければいけない。お風呂上がり等に塗布すれば、さらに効果的だ。
 レモン精油は魚の目に対してと同様にイボ取りにも効果がある。長くかかるときは、ティートゥリー精油(Melaleuca alternifolia)に代えることをお勧めする。同じ精油を長く使い続けない方が良いからだ。
 私の場合は小さかったことと対応が早かったため、一晩塗っただけで、翌日には治っていた。念のために、もう一晩塗って寝たが・・。娘の場合は足底でなく甲で、サンダルに擦れて悪化していたため一月ほどかかったようだ。

参考図書:ワンダー・セラー著『アロマテラピーのための84の精油』(フレグランスジャーナル社)


© Rakuten Group, Inc.